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ほぼ初対面のメンツで富士急に行った話

ある日、突然姉から「富士急行くから、朝七時に本厚木集合ね」とだけ伝えられました。
メンバーはといいますと、私と姉、姉の元職場の先輩・後輩・同僚、そしてその後輩のご友人という謎の六名構成で、正直なところ誰が誰なのか全く分かりませんでした。

そんなわけで、微妙な緊張感を抱えながら富士急ハイランドへ向かいましたが、天候はあいにくの雨。九時頃に到着したものの、乗り物の多くは運休状態。さらに、飲食店も十時開店とのことで待機時間が発生しました。
姉と姉の元職場の後輩の間に少々気まずい雰囲気があったため、自然と二グループに分かれて行動する流れとなり、私・姉・先輩・同僚の四人と、後輩とそのご友人の二人で別行動となりました。唯一の決まりは「十七時のバスに遅れないこと」、それだけでした。

時間を持て余した私たちは、とりあえず観覧車に乗ってみたのですが、これが思いのほか気まずく、自己紹介もしていない状態のほぼ初対面同士が無言で観覧車に四回連続で乗るという謎の時間を過ごしました。雨空の下で、気まずさだけが回転しておりました。

その後、飲食店と共にお化け屋敷が営業開始したため、気を取り直して入場。すると、ここで事件が発生。廊下を歩いていたところ、背後からキャストさんが現れた瞬間、姉の元職場の先輩がパニックに陥り、全力で走り出し、なぜか私に突撃してきました。私は姉と手を繋いでいたため、その勢いで姉にもぶつかり、結果的に姉が壁に肩をぶつけるという三段事故が発生しました。痛がっていましたが、正直かなり笑ってしまいました。

昼食はピザとチュロスをいただき、シンプルながらも美味しかったです。

なぜこのような謎メンバーで出かけることになったのか、未だに分かりませんが、気付けば決まっており、気付けば当日でした。ただ、意外にも楽しく、予想外の面白さがありました。

また行きたいかと聞かれると……顔と名前が一致してからが良いかもしれません。

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